子どもを天才に育てたいなら、この本がオススメ!
「自分の子どもを天才にしたい!」いや、「天才じゃなくても、子どもが困らないようにしたい!」と思いませんか?そんな方にオススメの本が『すべての子どもは天才になれる、親(あなた)の行動で。』です。この本を参考に、子どもを伸ばすためのポイントをまとめてみました。
私の経歴とこの本を読んだ背景
私は大学で保育・幼稚園・小学校の教育を学び、小学校教員として10年以上勤務しました。さらに、幼児の双子の息子と乳児の娘の父親として育休を取得し、育児にも関わっています。そんな私が、この本を読み、教育者として参考になった点を紹介します。
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子どもを伸ばす3本の柱
舩津透さん(TLC for Kids代表)の本では、子どもを伸ばすための大事な要素として以下の3つが挙げられています。
- 良い習慣
- 思考力
- アイデンティティの確立
この中でも特に「良い習慣」と「思考力」について深く学びました。
良い習慣
良い習慣を身につけることは、子どもを伸ばす上で非常に重要です。この習慣の大事さは学校や先生からも教えられますが、実際に身につけさせるのは家庭の役割です。以下に、舩津さんが挙げたポイントを紹介します。
- 習い事は10年以上続ける:
- やり抜く習慣がつく
- 本物の自信が得られる
- 自分の得意分野ができる
習い事を続けるためには、結果にこだわらず、本気で取り組むことが重要です。また、スポーツ系とアート系の2つの習い事を組み合わせると良いとのこと。スタートダッシュが大事なので、家庭がしっかりサポートすることが求められます。
習い事をするためのポイントは
- 結果は二の次で、本気で取り組んでいるか
- 習い事を二つするなら、スポーツ系とアート系
- 続けるコツは、スタートダッシュが大事
これも家庭がしっかり手助けをすることが大事だと書かれています。
思考力
思考力(考える力)を育てるためには、親が子どもにたくさん質問をすることが必要です。以下のポイントを参考にしてください。
- 小さなことを選ばせる
- 「どうして?」を使って論理的に考えさせる
- わからないことを明確に
- 多面的に考えさせる
重要なのは、子どもの考えを否定せず、子どもの思いを受け入れて、本心が言えるようにすることです。
その他の重要なポイント
コミュニケーション能力
小学校でもコミュニケーション能力が高い子は多くの活躍の機会があります。舩津さんは「聞く力」について以下の2種類を挙げています。
- 理解しようとして聞く力:
- 言葉への感性が高まる
- 愛情、感謝、褒める、認める、共感する言葉が育てる
- 共感して聞く力:
- 雑談を通じて鍛えられる
話す力
話す力を鍛えるためには、年長者との論理的な会話やごっこ遊び、創作劇、人形劇、落語や漫才、ディベートなどが効果的です。
衝動性のコントロール
衝動性とは、感情的な変化があったときに急に体が動いてしまうことです。優秀な子どもはこれをコントロールできています。そのためには以下のポイントが重要です。
- 衝動の存在に気づかせる
- 衝動をコントロールする意味を説明する
- 衝動をコントロールする練習をする
これらを実践することで、子どもの衝動性をコントロールできるようになります。
終わりに
この他にもたくさん参考になる点があったので気になった人は読んでみてほしいなと思います。
最後に、自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。
その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。
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