自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として10年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。
今回紹介したい本は、
この本は、犯罪心理学者の出口さんが書かれた本です。出口さんは、子どもたちの心の成長に興味を持ち、言葉が子どもたちの成長にどのような影響を与えるか研究をしたそうです。
その出口さんの著書「犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉」の対策(おいしいとこどり)を要約していこうと思います。
本を読んでいただければ、実例も交えながら説明しているので、より分かり易いと思いますが、時短や概略を知るために使っていただければと思います。
おすすめの人
- 興味があるけど時間がなくて読めない
- 本の内容を少しでも知りたい
- 子育てや教育に活かせそうな内容を知りたい等
本の説明
「犯罪心理学者が教える子どもを呪う言葉・救う言葉」は子どもたちの心に与える影響を探求し、肯定的なコミュニケーションが子どもたちの心の成長に与える重要性を確認し、否定的な言葉との対比を通じて肯定的な環境の構築を提唱している本です。(チャットGPTより引用)
自分なりに勉強になった点
ダメ出し&フォロー
子どもたちは間違えることがたくさんあります。しかし、そこで間違いがあればその時に修正していけばいいのです。
ただ、その時にダメ出しだけで終わるのではなく、将来に(近い未来も含めて)希望が持てるようなフォローも大切になります。
例えば、『〇〇が良くなかったね。でも、〇〇さえできれば成功しそうだよ😄』
センセーション・シンキング
子どもたちはいつでも、新しい刺激を求めています。
問題行動を起こす子の中には、新たな刺激を求めている中で、そのような行動になっているのかもしれません。
だから、新しい様々な体験を親などが狙ってさせることで、欲求を満たすことに落ち着いた行動に向かうかもしれません。
逆算して考える
子どもたちの将来のために必要な能力の一つが『事前予見能力(先を読む力)』
この能力を鍛える最初の一歩が逆算して考えることです。
例えば、30分後に家を出るなら、10分後までに着替えを、20分後までには荷物の準備を、残りの時間で最終確認!!
のように時間から逆算していくことが基礎になっていきます。少しずつでも鍛えていきたいですね。
意欲を高めるために
必要な声かけは『頑張れ』ではなく
- プロセスを認めること(成長マインドセットが大事 成長マインドセットについて子どもへの最大のプレゼント!!成長マインドセット!【基礎編】で詳しく書いてます。)
- 頑張ることを明確にすること(することを明確に)
- スモールステップで成功体験を(簡単なことから始めよう)
- 意欲を持っていること自体をほめる(やる気あって嬉しい!)
面白そう!!と思わせることも大切ですが、このような手立てを継続的にしていくことも大切ですね
終わりに
子どもたちに関わる心構えの土台として
- 失敗しても大丈夫。いつでも味方だよ
- 修正する時などは、しっかり会話を(いきなり方向性が変わって子どもを混乱させないため)
- 勉強以外の道はある(崖っぷちに追い込まない)
も大切になってきます。子どものことを大切にして、信頼し、少し楽観的に接していくことが大切なんだと思います。
最後に、自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。
その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。
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