子どもが成功できる子と成功しない子の違いってなんだろう?
そんな風に思ったことありませんか?そんな方にはこの本
ポール・タフさんの『成功する子、失敗する子』です。最近増やしている教育書レビュー第14弾です。
ポール・タフさんをご存知ですか?この方は、メンタリストDaiGoさんが子育て・教育に関する動画の殆どに出てくる方です。
おすすめの人は?
- この方の本を読んでみようと思ってもなかなか読むことができていない人
- 子育てに悩んでいる人
- 子育ての方針を知りたい人
向けに簡単にまとめていこうと思います。
自分は、大学で保育・幼稚園・小学校の教育について勉強し、小学校教員として10年以上勤務しました。また、幼児の双子の息子と乳児の娘の父になり、育休も取得し育児に関わっています。
成功する子は非認知能力が高い
非認知能力とは、学力テストなどで簡単に測ることができない能力です。特に
- グリッド力
- 自制心
のような非認知能力がとても大事だと書かれてます。
しかし非認知能力には
心の状態のように、環境によって左右され、力を発揮しにくくなることもあります。
例えば
信頼している先生のもとでなら、難しい問題にも熱心に取り組むことができる子も、少し苦手な先生のもとでは集中力が下がって投げ出しやすくなる。
みたいなことですね。
子どもは伸びる3要素
以上なこともあって、どんなことが子どもが伸びるために必要なのかポール・タフさんは研究をしていきました。そこで分かった3要素
有能感
与えられた課題などが、自分自身にとってやり遂げることができるが、簡単すぎない課題だと感じること
親や教師としては、難しい課題に挑戦している方が成長していると感じやすいですが、『自分ならできる』という実感を持ちやすいように調整してあげる必要がありそうですね。
自律性
自分で選んで、自分の意思でやっているという実感を持てること。
子どもに選択肢を持たせることでこの実感は持ちやすくなると思います。
関係性
自らの周りの人から好感をもたれてい、価値を認められていると感じる環境や相手といることが大事になってくること
自分も嫌な人といるときはなかなか粘り強くやれないことあるので、人間関係も大事ですよね。
もう一つ大事なもの:成長マインドセット
子どもの心の持ち方が大事になってきます。
それこそ成長マインドセットです。
僕のブログでは、何度も書いてますが、
- 能力は努力によって伸びる
- きっと成功させられる
- 取り組むことに価値がある
このように思うことが大切になってきます。
成長マインドセットについてはこちらで詳しく書いてます。
まとめ
自分は子どもに成功に少しでも近づけれるように
自律性と成長マインドセットにだけは気をつけて声かけしていきたいです。
終わりに
この他にもたくさん参考になる点があったので気になった人は読んでみてほしいなと思います。
最後に、自分は、大学で保育・幼稚園も学習し、教員として困っていた時期教育・子育て・心理学・脳科学等を勉強することで成長できました。
その時の内容や今でも勉強した、育児や教育に生かせそうな内容をブログやTwitterで発信しているので、フォロー等してくださると嬉しいです。
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